なぜ「メッセージ」が必要なのか?
応募を決める最後のひと押しは、給与や条件だけではありません。「ここで働きたい」と思えるかどうか――その気持ちを左右するのが、求人広告の「メッセージ欄」です。
「メッセージ欄」は、求人広告の中でも自由に職場の魅力や想いを伝えられる数少ない場所です。 求職者に共感してもらい、「安心して働けそう」と思ってもらえるようにアピールしましょう。
今回は、求職者の不安を解消し応募につなげる「メッセージ」の書き方を5つのポイントに沿ってお伝えします。
求職者は「安心・共感」から応募を考える
求職者は「自分にもできそう」「ここなら長く働けそう」と思える職場を探しています。その判断材料のひとつになるのが、「メッセージ」です。給与や条件では伝えきれない「職場の雰囲気」や「働く人の思い」を届けましょう。
しかし、定型的なあいさつだけでは、職場の魅力が伝わらず、応募につながりにくくなってしまいます。
たとえば…
上記のように、少し工夫して「ここで働きたい」と思わせるメッセージを記載しましょう。
こんな使い方ができる!「メッセージ」の活用方法4選
「自由に書いてください」と言われても、何を書けばいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
でも実は、求職者が知りたいことや共感しやすいポイントには、ある程度の傾向があります。
ここでは、「メッセージの活用例」を4つのパターンに分けてご紹介します。求職者の不安を和らげたり、共感を引き出したりできるメッセージのヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。
【1】働きやすさ・職場の雰囲気を伝えるメッセージ
介護・医療・障害福祉・保育業界では、 多くの求職者が「職場の人間関係」や「雰囲気」を重視しています。スキルや給与以上に、「安心して働ける環境かどうか」が応募判断の決め手になることも多く、そのような求職者にはこのパターンが有効です。
単に「アットホームな職場です」と表現するだけではなく、月1回のミーティングで悩みを共有している、スタッフ同士が自然に声を掛け合っている、先輩がフォローしてくれるなど、実際の行動や制度を具体的に描写することが大切です。
【例文】
「“助け合い”が自然と生まれる、温かい職場です」
1人で抱え込むことがないように、スタッフ同士で声を掛け合うのが当たり前の環境です。
月1回のミーティングでは悩みや気づきを共有し、チーム全体でサポートしています。
【2】家庭と両立したい方への働き方メッセージ
子育て中の方やワークライフバランスを重視する人にとっては、「どれだけ柔軟に働けるか」「家庭との両立が可能か」が最大の関心ごとです。
そのため、「シフトは週3日・1日4時間からOK」「子どもの体調不良にも柔軟に対応」など、勤務形態の柔軟さを具体的に記載することが有効です。
また、制度の訴求だけでなく、実際に家庭と両立しながら活躍しているスタッフの存在に触れることも効果的です。「自分の生活と両立できそう」「理解ある職場なら働きたい」と思ってもらえるようなメッセージを心がけましょう。
「子育て中のスタッフも多数活躍中。柔軟に働けます」
シフトは週3日・1日4時間からOK。
保育園の送り迎えや学校行事にも柔軟に対応できるよう、職場全体でフォローし合っています。
家庭と両立しながら、社会とのつながりややりがいを感じてみませんか?
【3】やりがいや成長を描くメッセージ
「人の役に立ちたい」「社会貢献をしたい」「自分を成長させたい」――こうした価値観を持つ求職者にとって、仕事の“やりがい”は非常に重要な要素です。
このような求職者に響くメッセージを作るには、日々の仕事の中でどんな感情が生まれ、どんな関係性が築かれるのかを具体的に描写しましょう。例えば、「利用者さまから感謝の言葉をもらった」「一言が誰かの安心につながった」といった小さなエピソードを通して、感情の動きや意味ある瞬間を伝えることがポイントです。その仕事を通じて得られる喜びや成長の実感を伝えることで、「この職場で働きたい」「自分もそんな風になりたい」と共感を引き出せます。
「あなたの一言が、誰かの一日を照らす力になる」
介護や福祉の仕事は、日々の小さな関わりがご利用者さまの安心につながります。
「今日はあなたがいてくれてよかった」そんな言葉をもらえる日々は、あなた自身の成長にもつながります。
人の役に立ちたい気持ちを、ここでかたちにしませんか?
【4】未経験者向けの安心感を伝えるメッセージ
未経験者や異業種からの転職希望者に響きやすいパターンです。未経験者にとって最大のハードルは、「自分にできるのだろうか」という不安です。
このような不安を和らげるためには、「資格がなくても大丈夫」「未経験から始めたスタッフが多く活躍している」「丁寧な研修がある」といったメッセージを盛り込むことが効果的です。応募者の心理的なハードルを下げ、「自分にもできそう」と思わせる導入部分をつくることでさらに応募率アップにつながります。
「資格がなくても、人を思いやる気持ちがあれば大丈夫です」
介護の仕事がはじめてでもご安心ください。
入社後は丁寧な研修と先輩のフォロー体制があるので、ゼロからでも一歩ずつ成長できます。
利用者さまの「ありがとう」が、毎日のやりがいに変わっていきます。
「メッセージ」を書くときのチェックポイント
・求職者視点になっているか?
→法人の伝えたいことだけでなく、「求職者が知りたいこと」を意識できているか。
・具体的な描写があるか?
→制度や雰囲気を“体感”できるような具体的な言葉が含まれているか。
・自社らしさが表れているか?
→どこにでもある表現ではなく、「私たちの職場だからこそ」と思える内容になっているか。
・実態とかけ離れていないか?
→誇張ではなく、実際の職場や文化に即した内容か。入職後のギャップは離職リスクに直結。
・誠実さ・熱意が伝わっているか?
→表面的ではなく、本気で迎え入れたいという気持ちが伝わるか。
メッセージは求人広告のラスト1ピース
条件や待遇だけでは差がつきにくい今、求職者の心を動かすのは「どんな職場か」「どんな人と働きたいか」が伝わるメッセージが重要です。
定型的なあいさつではなく、想いのこもったひと言が、応募の決め手になることもあります。
まずは、今のメッセージを見返してみましょう。
「誰に、何を伝えるか」を意識するだけで、印象は大きく変わり、応募の後押しにつながります。
上記のポイントをふまえて、応募者の心に届くメッセージを加えてみてください。
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