介護職の求人は差別化しにくく、他社との違いを訴求するのが難しい
「求人広告を掲載したものの、なかなか応募が集まらない」
「求人広告を見直そうにも何を直せばいいかわからない」
そんな悩みはありませんか?
介護業界の求人は、仕事内容や待遇が似通っているケースが多く、他社との差別化が難しいのが実情です。その中で「選ばれる求人」にするには、求職者が転職活動で何を重視しているのかを知ることが何よりも重要です。
そこで今回は、ウェルミージョブのユーザーアンケートをもとに、「求職者が求人情報を見るとき何を気にしているか」の3大ポイントを紹介します。
介護職の求職者が気にしているポイント3選
【1】給与
介護職だけに限ったことではありませんが、求人広告の中で一番見られるポイントは「給与」です。給与は求職者の生活を支える上で非常に重要です。ウェルミージョブのユーザーアンケートでも、「最も重要視している」という回答が他の項目を大きく上回りました。
しかし、給与額をすぐに上げることは簡単ではありません。
そのため、求人広告の見せ方として給与の印象をすぐに改善できるコツを紹介します。
- 一律手当(全員に支給される手当)を一番上にある給与額に含ませる
- モデル年収例(例:入職3年目・夜勤5回/月)などで実際の収入イメージを持たせる
- アピール文やスタッフの声などに、「入社後●年で給与が●●●円上がった」などの昇給事例を紹介する
【2】 職場環境・働き方
ウェルミージョブのユーザーアンケートによると、前職の退職理由は1位「給与面の不満・不安」、2位「人間関係」、3位「出産・子育て・転勤・引っ越し・家族の介護などのライフイベント」でした。
「前職での不満」が転職先で解消できるかどうかは応募検討の重要なポイントです。求人広告で求職者に「ここなら以前のような悩みを持たずに働ける!」と思ってもらえれば、応募意欲を上げることができます。求人広告のアピール文を活用して、求職者に働きやすさを伝えましょう。
【よくある退職理由と改善アピール例】
- 人間関係のストレス → 写真で笑顔のスタッフの雰囲気を伝える、スタッフの声で「風通しのよさ」を伝える
- ライフイベントとの両立の難しさ → 「育休復帰率◯%」「時短勤務OK」「シフト相談可」「●日まで長期連休取得OK」などを訴求する
そのほか、業務負担が重いことや周囲の教育やサポートがなかったことが退職理由となった求職者には、「分業制で記録は専任スタッフが担当」「新人は3ヶ月のOJTあり」などの安心感を打ち出すと有効です。
【3】1日の流れやスケジュール
意外と見られているのが1日の流れやスケジュールの詳細です。
その理由は、介護職の業務内容は施設形態やその施設の大事にしているケア内容によって変わるからです。仕事内容が「食事・排泄・入浴介助 など」だけの記載では、現場の状況がイメージできません。事業所と求職者の間でミスマッチを生む原因にもなるため、1日の流れやスケジュールを記載しておく必要があります。
- 7:00 出勤・夜勤スタッフの申し送り
- 7:30 起床・バイタル測定
- 8:30 朝食の介助
- 10:00 入浴の介助
- 11:30 昼食の介助
- 13:00 休憩
- 14:00 リハビリレクリエーション
- 15:00 おやつの提供
- 16:00 申し送り・退勤
これにより、事業所のペースが動き方がイメージできるようになり、安心して応募できる求人広告になります。もしシフトごとに1日の流れが全く異なる場合は、その求職者が入社後に一番最初に入るであろうシフトの例でスケジュールを記入すると、ミスマッチも起きにくくなります。
【求職者目線で作成された求人広告の良い例】
■施設系(特別養護老人ホームやグループホーム、有料老人ホームなど)
- 給与欄の上部には基本給と一律手当を合算した金額を記載
- 未経験・無資格の求職者への訴求のため、仕事内容に1日の流れを記載
- 介護職に初めて挑戦する方の不安を払拭するために「まずは利用者さまの名前を覚えることから♪」や「先輩スタッフとマンツーマン→基礎からしっかり学べる◎」など、教育体制についての訴求を多めにする
■訪問系(訪問介護、訪問入浴、定期巡回など)
- 給与欄の上部には基本給と一律手当を合算した金額を記載
- 子育て中・プライベートの時間を大切にしたい方向けに、残業時間の削減や年間休日などを具体的に訴求
- 訪問介護で重要な1日の訪問件数やエリアを記載し、職員の働きやすさを大切にしていることをアピール
大切なことは、自社の魅力を一方的に伝えるのではなく、求職者が知りたいと思うことや求職者の不安を払拭できるアピールポイントから訴求していくことです。今回紹介した「給与・退職理由の改善点・1日の流れ」の3つのポイントを取り入れ、”求職者目線”で応募したくなるような魅力的な求人広告にしていきましょう。
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