「スタッフの声」で求人の説得力が増す
求人広告を見て応募者が「ここで働いてみたい」と思う瞬間。それは、スタッフのリアルな声に共感した時かもしれません。
「教育体制が整っています」と求人広告に書かれているよりも、「最初の1カ月、先輩が毎日ついてくれたので安心して働けました」という声のほうが、ずっと心に響きます。
今回は、求職者の不安を解消し応募につなげる「スタッフの声」の書き方を5つのポイントに沿ってお伝えします。
求職者に安心感を与える「スタッフの声」のポイント5選
【1】求人内容とのズレに注意
ー 求職者に「自分のことだ」と思わせるために
採用したい人物像と、登場するスタッフの属性を一致させると効果的です。
例えば、週3日の日勤パート希望者を採用したいのに、フルタイムでキャリアアップ志向のスタッフの声を載せてしまうと、「自分には合わないかも…」と不安を与えてしまいます。
【2】なぜここにしたのかを深堀り
ー 他でもない”この事業所”に決めた理由がある
「なぜこの事業所を選んだのか」が明記されていると、求職者の応募意欲が高まります。
スタッフの言葉と採用担当者のメッセージに一貫性があると、事業所への信頼感が強まります。
【効果的なフレーズ例】
- 「以前の職場は人手不足で毎日バタバタ。でもここは助け合う風土があり、落ち着いてケアできると感じて決めました」
- 「見学時にスタッフ同士が自然に声を掛け合っていて、『ここなら安心して働けそう』と感じました」
- 「未経験で不安でしたが、先輩方が親切で、同行研修も丁寧で安心できました」
【3】ありのままの言葉を伝える
― リアリティが大切
飲食店や旅行サイトのクチコミが参考にされているのと同じように、多少言葉が少し不揃いでも、「感じたまま」のリアルな表現が応募者の心を動かします。
【効果的なフレーズ例】
- 「最初は緊張したけど、先輩たちがやさしく声をかけてくれて、すぐに馴染めました」
- 「シフトの融通がきいて助かっています。子どもが体調を崩したときも、急な休みに快く対応してくれます」
- 「右も左もわからなかったけど、『大丈夫だよ』と言ってくれた言葉に救われました」
【4】アピールポイントは具体的に
ー 何がどう魅力的かを深堀り
例えば、職員から「教育体制が整っているところが魅力に感じました」という情報が聞けたら、具体的な内容やエピソードを聞き、求職者に伝えましょう。
どのように教育してもらえたのか、そこでどんな学びを得たのか、それがどのように日々の業務に生かされているのか、まで深堀りして詳細をアピールできると、他の事業所との差別化にも繋がります。
【NG例】
「教育体制が整っていて安心です」
【Good例】
「入職初月は、先輩職員がマンツーマンでOJT研修をしてくれました。
利用者さんへの接し方、記録の書き方、急変時の対応などを丁寧に教えてもらえて、安心して現場に立てました。私も後輩が入ったら、そんな風に支えられる職員になりたいです」
【5】見やすい形式
ー 長文にならないよう工夫を
長々とした文章は読みにくく、せっかくのスタッフの声も印象に残りません。
求職者の多くはスマートフォンで閲覧しているため対談形式や箇条書きを活用して、読みやすい構成を心がけましょう。
「私はもともと福祉の仕事に興味があり、ここで働いてみたいと思って応募しました。実際に働いてみるとスタッフの方々も優しくて、いろいろな研修もあって学ぶことができ、毎日充実しています。やりがいもあって…」
【Good例:対談形式】
Q:入職の決め手は?
A:「見学時の雰囲気の良さです。実際に働いても印象は変わりませんでした」
Q:仕事のやりがいは?
A:「利用者さんから『ありがとう』と言ってもらえる瞬間が何よりの励みです。」
良いスタッフの声を引き出す質問集
「スタッフの声を集めたいが、何を聞けばいいのかわからない…」
「スタッフに聞いても、想定しているような回答が得らえない」
そんなときに役立つ質問例をご紹介します。
実際に職員にヒアリングをする時などにご活用ください。
<質問集>
■求人内容とマッチした声を集めたいとき
「Q:今、どんな働き方をしていますか?(勤務日数・時間帯など)」
「Q:この働き方を選んだ理由は?」
「Q:同じ働き方を希望する人に伝えたいことはありますか?」
■「なぜこの職場を選んだのか」を深掘りしたいとき
「Q:数ある職場の中で、なぜここを選んだのですか?」
「Q:他に応募していた事業所と迷ったポイントはありましたか?」
「Q:ここに決めてよかったと思うことは何ですか?」
■職員のリアルな声を引き出したいとき
「Q:最初に入職したときの印象はどうでしたか?」
「Q:日々の仕事の中で、どんな瞬間にやりがいを感じますか?」
「Q:入職してみて『意外だったこと』『よかったこと』は?」
■具体的なエピソードを引き出したいとき
「Q:教育体制が整っていると感じたのはどんな時ですか?」
「Q:実際にどんなフォローを受けましたか?」
「Q:研修や教育は今の仕事にどう活きていますか?」
「スタッフの声」は、単なる“おまけ”ではなく、事業所の印象を左右する重要なポイントです。
採用したい求職者との一貫性・理由の深堀り・リアルな声・具体的な内容・見やすい構成、この5つを意識するだけで、求人全体の信頼度が格段にアップします。
ぜひ、貴社ならではの「声」を活かして、心に響く求人広告を作成しましょう。
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