「求人広告を見直しても応募が出ない」
「面接で”訪問はやっぱり難しい”と辞退されてしまう…。」
実は、求人広告のちょっとした工夫で、その悩みが解決できるかもしれません。
訪問介護・訪問看護などの求人広告の作成でおさえるべきポイントについて解説していきます。
なぜ訪問系は採用が難しいのか?
厚生労働省が公開するデータによると、施設の介護職員と訪問介護員では有効求人倍率に大きな差があることがわかっています。
訪問介護の領域では、1人の求職者を14~15社で獲り合うような状況が令和元年以降続いています。
さらに、訪問系の求人を避ける従事者の声として
- 1人で利用者宅へ訪問してケアを提供することへの不安が大きい(85.3%)
- 他のサービスと比べ、実質的な拘束時間が長い割に効率的に収入が得られない(66.7%)
- 実際に仕事をしてみないとやりがいが理解しづらく、事業所によるアピールが難しい(65.3%)
※出典|令和3年度老人保健健康増進等事業「訪問介護事業のサービス提供体制の見直しに関する調査研究事業」(厚生労働省)
などの声が上がっており、施設での業務よりも不安要素が多く感じられるようです。
しかし、その不安要素を求人広告を通して解決することで、応募数を改善することができます。
応募につながる求人広告は「先回り」が重要
求職者は求人広告を見ている段階で、「この仕事、本当にできるかな?」と不安を抱えています。
その不安が解消されなければ、応募にはつながりません。
だからこそ、求人広告には「安心できる情報」や「疑問を生みそうなことを先回りして解決する情報」を盛り込むことが大切です。
「安心感」は、求職者の背中を押す強力な武器です。
訪問系の求人広告で応募を増やす4つのポイント
ここからは、具体的な求人広告の改善ポイントを4つご紹介します。
【1】 「働く人が見える!」スタッフ写真を載せる
求人広告に載せる写真は非常に重要です。
業務中の様子を撮影できなくても、事業所内での打ち合わせ風景や、スタッフ同士が教え合っている様子を載せるだけでも、印象はガラリと変わります。
「どんな人たちと働くのか」が見えるだけで、応募のハードルはぐっと下がります。活き活きとしたスタッフの写真で、事業所の雰囲気を伝えましょう。
【2】 教育体制は「内容」と「期間」を具体的に
「未経験者歓迎」「ブランクがあってもOK」と書くだけでは、求職者の不安を払拭できません。
大事なのは、具体的にどんなサポートがあるのかを伝えることです。
研修の期間(例:3か月間)や研修内容(同行訪問、座学、技術チェックなど)を具体的に記載しましょう。
求職者が自信を持って利用者様のお宅に行けるようになるまでのプロセスを丁寧に説明することで、安心感を与えられます。
【記載例】
直行直帰OKですが、事業所には常に事業所長と訪問介護経験豊富なケアマネジャーが3名常駐しているため、わからないことも相談しやすい環境です◎
入社後は先輩職員が訪問時に必ず同行し、様子を見ながら少しずつ業務を任せていきます!最初からいきなり難しいケアをお任せすることはありませんので、ご安心ください◎
【3】 訪問件数・移動手段で「無理なく働ける」印象を
「実際どのくらい忙しいのだろう?」「体力的に続けられるだろうか?」という不安を抱く求職者は多いです。
だからこそ、1日の訪問件数や移動手段(自転車、バイク、社用車など)を具体的に記載しましょう。
これらの情報は、他社との差別化にもつながり、応募者が働くイメージをつかみやすくなります。
【4】「1日の働き方が一目でわかる」流れを示す
タイムスケジュールで1日の仕事の流れを紹介すると、応募者は実際の働き方を具体的にイメージでき、応募意欲が高まります。
「残業はあるのか」「直行直帰は可能か」といった、ライフスタイルに直結する情報を盛り込むとさらに効果的です。
【記載例】
<1日の流れ>
9:30-10:00 [1件目]直行、排泄介助
10:15-11:30 [2件目]掃除、洗濯
11:45ー12:45 事業所に戻ってランチ
13:00-14:00 [3件目]食事介助、服薬介助
14:20-15:20 [4件目]先輩職員と同行し入浴介助
15:30-16:15 [5件目]デイサービス迎え、食事介助
16:30ー17:30 [6件目]ベッド上で排泄介助
~そのまま終業&直帰~
【職種別】求職者に寄り添った求人広告例
ここでは訪問介護・訪問看護それぞれの理想的な求人広告例をご紹介します。
「ポイントは理解できたがうまく作成できない」
「文章構成が苦手で見直しが進まない」
という法人様は、まず下記の例を参考にしてみてください。
◆訪問介護
◆訪問看護
不安への配慮が応募を後押しする
不安を持たれやすい施設形態だからこそ、求職者への配慮が伝わりやすいのが訪問系の特徴です。
上記の4つのポイントを押さえることで、求職者に 「ここなら安心して応募できそう」 と感じてもらえる求人広告になります。
まずは求人広告に【教育体制】と【1日の流れ】を追加してみましょう。これだけで、応募者が働くイメージを描きやすくなり、応募数アップに効果的です。
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