面接官の“無意識なNG行動”に注意
面接は応募者を選ぶ場であると同時に、応募者が職場を見極める場でもあります。面接官の対応ひとつで「ここでは働きたくない」と感じさせてしまうことも。面接の場が、応募者にとって“職場の第一印象”になることを踏まえ、NG行動がないか確認しましょう。
<面接官のチェックリスト>
| *服装・身だしなみ* | |||
| 清潔感のある服装か(シワ・汚れ・裾の乱れがないか) | |||
| 靴や足元が整っているか(サンダル・かかと踏みはNG) | |||
| クールビズ/ウォームビズの範囲内で適切な装いか | |||
| 派手すぎる服装やブランド品の多用がないか | |||
| 香水・たばこ・化粧品など強いニオイがないか | |||
| 髪型やヒゲが整っているか(乱れ・フケがないか) | |||
| *面接実施時* | |||
| はっきり挨拶し、丁寧にお辞儀できているか | |||
| 来訪のお礼をきちんと伝えているか | |||
| 面接開始時に自己紹介をしているか | |||
| 腕を組んだり、椅子にふんぞり返っていないか | |||
| 応募者の目を見て話しているか | |||
| うなずきや相づちで反応を示しているか | |||
| 無表情で応対していないか | |||
| スマホやPCを見たり、操作していないか | |||
| 電話や他の用件で席を離れていないか | |||
| タメ口や乱暴な言葉づかいをしていないか | |||
| 話を途中で遮っていないか | |||
| 回答に対して否定・叱責していないか | |||
| 他法人や職員の悪口・噂話をしていないか | |||
| セクハラやプライバシーを侵害する質問をしていないか | |||
| 外見や体型に関する不適切な発言をしていないか | |||
| 質問には誠実に、事実に基づいて回答しているか | |||
| 面接の開始・終了時間を守っているか | |||
| 終了後、エレベーター前や玄関まで見送っているか | |||
<応募者が気にするポイントチェックリスト>
| *面接設定や面接官以外のスタッフ* | |||
| 面接日程の調整に時間がかかり、待たしていないか | |||
| 応募者の希望日時を考慮しているか | |||
| 問い合わせに対して、返信や折り返しができているか | |||
| 受付の職員が丁寧に対応し、挨拶しているか | |||
| すれ違う職員が挨拶や会釈をしているか | |||
| 施設や事務スペースが整理され、清潔に保たれているか | |||
応募者は“面接官の対応”を見ている
面接は職場の雰囲気を知る大切な機会。応募者は、特にやりとりする面接官の対応をよく見ています。態度や言葉づかいは、法人全体の印象にもつながるため要注意です。面接は“対等な立場での対話”であることを意識して接しましょう。
【面接官と応募者の立場は対等】
×圧迫面接
×上から目線
×横柄な態度
以前は「雇う側・雇われる側」として上下関係が重視されていた時代もありました。しかし今は、高圧的な態度での選考では応募者に選ばれません。
たとえストレス耐性を見たい意図があっても、「圧迫面接」は逆効果。応募者に強い不信感を与えるだけで、採用にはつながりません。
【ブラック職場に敏感な応募者】
ブラック職場の事例が頻繁にメディアで紹介されており、応募者が避けようとしている。
特に人間関係を重視する応募者が増えており、面接官の態度が悪ければ「この職場は合わないかも」と辞退につながる可能性も。売り手市場の今、応募者は職場を選べる立場です。少しでも違和感を持たれれば、選考離脱につながることを意識しておきましょう。
印象の悪い面接は、志望度の低下や選考辞退につながり、良い人材が他法人に採用されてしまうリスクがあります。さらにSNSでの拡散、口コミサイトへの書き込みを通じて悪い噂が広まりイメージダウンにつながるため、注意しましょう。
応募者に好印象を与えるコツ
好印象を持ってもらうには、挨拶・言葉づかい・態度など、基本的なマナーを丁寧に守ることが大切。過度にへりくだったり、わざとらしい対応をする必要はありません。大事なのは、応募者に「この面接官なら安心して話せそう」と思ってもらえる雰囲気作りです。
【挨拶】
挨拶は、はっきりとした声で伝えることが基本。
自然な笑顔で応募者の顔を見て話すと、安心感が伝わります。お辞儀は首だけでなく、腰からしっかりと上体を倒すように意識しましょう。
(トーク例)
「こんにちは。本日は面接にお越しいただき、ありがとうございます」
「本日はお時間ありがとうございました。選考結果のご連絡をお待ちください」
【言葉遣い・態度】
すべての応募者に対して、公平で丁寧な対応を心がけましょう。年齢・性別・経験の有無で言葉づかいや態度を変えないよう注意が必要です。
雑談中もタメ口にならないよう気をつけましょう。
(アクション例)
・明るく、聞き取りやすい声で話す
・適切なタイミングでうなずきや相づちを打つ
・応募者の話に耳を傾け、親身な姿勢を示す
【マナー】
時間を守る、身だしなみを整えるなど、社会人としての基本を大切にしましょう。
また、応募者の名前や書類には事前に目を通しておくと、面接をスムーズに始められます。
(アクション例)
・面接の開始・終了時間を守る
・使用する部屋や廊下を事前に整理整頓しておく
・応募書類には面接前にしっかり目を通す
【できる面接官は“先回りサポート”が上手】
応募者が「本当は聞きたいけど聞きにくい」と感じていることは、面接官の方から丁寧に説明しておくと好印象につながります。
・雇用条件:給与・手当、昇給・評価制度、休暇の取り方など
・働き方:シフトの決め方、夜勤回数、産休・育休の有無など
・合否連絡:通知時期や入職可能日の目安など
・研修プラン:入職後の流れやサポート体制など
面接はお互いが対等な立場で理解を深める場です。面接官が一方的に質問したり、応募者を見定めるような態度を取らないようにしましょう。良い印象をもってもらうことで志望意欲を高めることができ、採用成功につながります。
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